FXを始めるときに、まず疑問に思ったのが『pips』という単位。
pipsって何?
よくわからんから円で表してくれればいいのに……
1pipsはいくら?
まず先に答えから。
1pips = 0.01円 = 1銭
つまり
10pipsは0.1円
100pipsは1円
実際の取引で考えみます。
ドル円で考えた場合
108.25円で買った。
108.75円で決済。
このときの獲得pipsは0.5円 = 50pips
取引画像では1pipsがわかりやすいように工夫されています。実際の画像で見るとわかりやすい↓
まず最初はクロス円でpipsの感覚を覚えるといい
ここまでの話は『ドル円』『ユーロ円』『ポンド円』など『円』を含む通貨ペアの話。
円を含む通貨ペアのことを『クロス円』といいます。
私はクロス円でpipsの感覚を覚えました。
クロス円以外の通貨ペアは?
これがpipsのややこしいところ。
一応書いときますが、これ覚えなくていいです。
私は混乱しました。
でもクロス円でpipsに慣れると自然と覚えるので大丈夫。
では円以外の通貨ペアでの1pipsは?って話。
ここでわかりやすくするために100円 = 1ドルとします。
円では1pips = 0.01円。
じゃあドルだとどうなるか。
うーん。
わかりますかね?
これはたぶんクロス円で慣れるとすんなり入ってくるはずです。
実際の画像でみるとわかりやすい。
下の画像はユーロドルとドル円の数字。
はじめは大きくなってる数字がpipsと思っとけば、間違いはないです。
FX会社やチャートによって表記は異なるので、こうなってない場合もありますが……
とりあえず最初混乱すると思うのでまずはクロス円で感覚を掴むのがいい気がします。
とりあえず覚えておくこと
クロス円は0.01(小数点第2)が1pips
それ以外は0.0001(小数点第4)が1pips
もしくは
1pips = 0.01円
どちらかだけ抑えとけばOK。
じゃあ1pipsとったってことは利益は0.01円だけ?
これは初めてpipsについて調べたときに思ったこと。
1pips = 0.01円は1通貨(円なら100円)で売買したときの話。
仮に1ドル100円であったとして……
最低取引通貨は1000通貨からのFX会社が多い。
つまり1000通貨での1pipsは0.01銭×1000通貨なので10円になります。
なので前回記事にした証拠金を入れて取引する場合、
1000通貨は10万円。
必要な証拠金は 4000円。
その場合の1pipsの損益は 10円。
こんな感じで始めれるわけです。
この取引通貨を増やしていくと以下のようになります。
1億円ときくと途方もない金額ですが、400万あればその量の取引ができる。
………
………
………
怖い。
これがFXのいいところであり、怖いところだと思ってます。
でも1日10pipsも取れれば……
なんてよくないこと考えてるときっと失敗するんでしょうね。
まずは1日1日堅実にルールを守って練習……というかトレード感覚を養っていこう。
ただし注意が必要!FX会社によっては1pipsの定義が異なる
ここまで1pips = 0.01円で話を進めてきました。
しかしFX会社によっては1pipsの定義が異なります。
これ、かなり混乱したポイントです。
私が職場の投資初心者仲間と話ていたときのこと。
お互いに取引単位は1000通貨。
私は500円の利益。
相手も450円の利益。
でも獲得pipsで表現すると……
私の獲得pipsは50pips
相手の獲得pipsは450pips
???
なんで??
意味がわからない。
よくよく話を紐解いてみると、
私はFXTFという会社で、1pips = 0.01円
しかし相手が使っているヒロセ通商では1pips = 0.001円
このように設定してあることがわかりました。
もーわかりにくいから全部共通にしてくれればいいのに……
なにはともあれ、自分の使ってるFX会社のpipsに慣れるとだいたいわかってきます。
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