FXを始めるということはFX会社に口座登録する必要があります。
うっし、口座作ってとりあえずやってみよう!でトレードしようとしたところ……
1000通貨?
証拠金?
最小取引単位?
ん???
全く意味がわからん……ってなってました。
FXの『通貨』の意味。1通貨はいくら?
FXについて調べていたときに必ず出てきてた単語が『通貨』。
FX口座をどこで開くか探していると
『1000通貨から始められます!』
こんな文言をよく見ます。
やたら全面に押し出してきてるけど、何が魅力なのかさっぱりわかりません。
1000通貨って円だといくら?
おそらく超初歩的なことだとは思うけど、知らないものはしょうがない。
とりあえず調べてみました。
そもそも1通貨って何?
- 日本円 = 100円
- 米ドル = 1ドル (約110円)
- ユーロ = 1ユーロ(約130円)
うん。
これはなんとなく雰囲気で予想ついた。
つまり1000通貨はこの1000倍ってことだよね?
1000通貨はいくら?各通貨で比べてみました
※各通貨はそのときのレートによって円の価格は変動します。
つまり1000通貨から取引できるってことは……
ドル円を取引するには最低10万円分の通貨取引が必要ってこと。
FX始めるには10万円必要なのかと思いましたが……
実はもっと少ない資金からでも始められます。
1000通貨(10万円分)の取引は4000円あれば可能。それが証拠金
FXは取引金額のすべてを口座に入れておく必要はありません。
つまり10万円の取引しようと思っても10万円準備しなくてもいいってこと。
は??
なんで?ですよね
それは『証拠金』というシステムがあるから。
FXの取引金額の4%をFX会社に預ければいいというシステム(この%はFX会社によって異なります)
1000通貨=10万円の取引をするならその4%の4000円をFX会社に預ければいいよってこと。
つまり1000通貨から始められます=4000円でFX始めれるよ!ってこと。
これが俗にいうレバレッジ。
日本のFX会社はレバレッジが25倍まで。
つまり取引量を100(%)としたとき
100 (%)÷ 25(倍) = 4(%)
つまりレバレッジ25倍の場合は4%の証拠金あればいいよってこと。
海外のFX会社ではレバレッジ1000倍とかもあります。その場合は
100(%) ÷ 1000(倍) = 0.1(%)
つまり取引量の0.1%の証拠金でトレードできるってこと。
10万円分のトレードが100円でできる。
ただ証拠金維持率というものがあるので、証拠金にはある程度の余裕が必要となります。
それはまた気が向いたら書きます。
じゃあこの証拠金以上の損失が出たときは?
日本国内のFX会社の場合、4000円で10万円の取引ができます。
これなら少ない資金でも気軽に始められます。
ただし気をつけないといけないのが『損失』。
もし10万円分の取引をしててその損失が4000円を超えそうになった場合……
FX会社から
『もうすぐ証拠金なくなっちゃいますよー』
『だからお金追加で入金して下さい』
って言われます。
それが『追証(おいしょう)』。
もし入金されずに損失が証拠金を超えた場合、『強制ロスカット』されてしまします。
- 追証とは
証拠金以上の損失が出そうな場合、危ないからお金を追加で入金してねっていうこと。
- 強制ロスカットとは
証拠金以上の損失がでた場合、強制的にポジションを約定されてしまうこと。損失が確定します。
※正確には証拠金維持率というものが設定されています。この証拠金維持率がFX会社が設定している値を下回ったときにロスカットされます。この話は別の機会で。
特に怖いのが強制ロスカット。
余剰資金があれば追証で対応できます。
仮に含み損が出ても約定しなければいつかはプラマイ0になる可能性があります。しかし証拠金が足りなくなることで強制ロスカットされると損失が確定してしまう……
そしてその足りない損失は借金として背負うことに。
まぁ普通に1000通貨で取引してれば問題ない。
損失も微々たるもの。
ただ慣れてきてレバレッジ(倍率)を上げたり、取引量(ロット数)が大きくなっていくと……
損失が恐ろしい額になる可能性が非常に高い。
どういう損切ルールを作るのかはとても重要。
自分が納得できるルールを作るのが大事な気がしてます。
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